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2021年1月21日、バイデン政権発足の翌日に書いた相場観です。テーマは 「期待で買って、事実で売られる」 という相場の典型的な動き。政策テーマで先回りされた銘柄は、政策が現実になった瞬間に利食いされる、その代表例として「バイデン銘柄」を取り上げます。
バイデン政権になったらバイデン銘柄は値下がりする

「バイデンになったら、バイデン銘柄は下がる」
以前からツイッターでも発信していたのですが、実際にそんな展開になってきました。
一度は利食いが優勢になりますが、目先はまた上がってくる場面もあります。

期待で上がり、事実で利食いが出る
- バイデン政権「誕生前」に 期待 が入って買われる
- バイデン政権「誕生」という 事実 で売り出される
- 事前に、バイデン氏がどんなテーマを掲げて選挙戦を戦うかは分かっていた
- だからこそ、環境・EV関連銘柄は 選挙前から先行して 上昇していた
- テスラなどは「バイデン銘柄」と言ってよい代表例
「期待で上がって、事実で売られる」とは、こういう流れのことです。相場の世界では 「Buy the rumor, sell the fact(噂で買って、事実で売れ)」 という古典的な格言として知られています。

逆に言えば、バイデン大統領就任という事実が過ぎたあとは、これからの相場はテスラ自身の実力(業績・利益・キャッシュフロー)で押し上げないといけない ということです。個別銘柄ベースで見れば、ここからは 業績相場 の領域に入っていきます。
テーマ株はファンダメンタルがついてこないとバブルが剥がれた瞬間に下落も激しくなります。ITバブル崩壊後のチャートを思い出すと、その下げ方の凄まじさが分かります。テーマ性で釣り上がった株は、コロナワクチン銘柄なども含めて、ファンダメンタル以上に上がっている分、戻しもきつい のが常です。このタイプを安易に押し目買いで拾うと、コツコツドカンで死んでしまう可能性があるので注意してください。
これを実戦的にトレードするなら(バイデン就任パターン)
- 貸借銘柄を探す(空売り可能なバイデン関連株をリストアップ)
- 事前の上昇で 乖離が上に伸び切ったところで空売り を仕込む
- 就任前は思惑買いが残るが、就任そのものに 追加サプライズはない。これ以上吹き上げる材料が乏しい
- 就任後の利食い売りを取りに行く想定で、売りホールド
- もし想定と逆に株価が戻ってきたら、逆指値(ストップ)で機械的に撤退
大事なのは「逆指値を必ず置く」「サイズを大きくしすぎない」こと。空売りは上値が理論上無限なので、ストップなしで持つのはリスクが大きすぎます。
「期待で買って事実で売る」のチェックリスト
- 選挙・政策・決算・新製品発表・金融政策の 「日時」 がはっきり決まっているか?
- その日が来る前に、株価はすでに 大きく先行して動いていないか?
- その当日に 「噂を超えるサプライズ」 が出る可能性はどれくらいか?
- 当日後、株価を継続的に押し上げる 追加材料 は残っているか?
「日時が決まっていて、すでに大きく先行している、追加材料は乏しい」という3つが揃ったら、「期待→事実」のパターンが効く可能性が高くなります。

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※ 本記事は 2021年1月21日、バイデン大統領就任翌日の相場観として執筆しています。

