日経平均のバブル(1985年~1990年)の際の値動きから学ぶ事 これからバブルがくるのだろうか?

日経平均はバブルを起こすのか

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

1981年から2021年までのチャートになります。
↑のかけあがりチャートを見てみて下さい。
以下にバブルの上昇スピードが速かったかがわかります。

このページの目次

なぜ1980年代のバブルは発生したのか?

① 高度経済成長
② アメリカの貿易赤字解消
③ 1985年のプラザ合意
④ これによるドル円高不況
⑤ 円高をを食い止めるための低金利緩和政策
⑥ 過剰な金余りが発生
⑦ これにより日本経済はバブルとなりました

バブル経済とは株価や地価資産価値の急激な上昇が起こる事をいいます。資産価値の上昇は決して悪くは無いのですが、日本経済が実力以上に上がりすぎ そして それが日本の当然の強さだと盲信して買いまくった人たちのダメージが相当以上でかかったのもバブルの特徴だと思います。戦後ある意味ずっと成長していた日本ですから、ずっと上がり続けるという気持ちになるのも仕方ないのかもしれません。

1990年よりバブルが崩壊

① 1989年5月に低金利政策をやめ利上げ政策に転換
② 株価は1990年1月から下落開始
③ 1990年3月に不動産向け融資を規制
④ 地価高騰を食い止めるために急激な引き締めによりバブル崩壊

日経平均大暴落

1989(平成元)年12月29日、年内最後の取引日「大納会」を迎えた東京証券取引所で、日経平均が史上最高値を付けました。 終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭。 バブル経済の絶頂期の記録です。

↑38957からのハードランディングです。。。

ITバブル崩壊 リーマンショックを経て・・・今に至る

ITバブルからリーマンショックそしてコロナショックへ

2000年のITバブル崩壊
2007年からのサブプライムショック→リーマンショック
そして昨年のコロナショックです。

まとめ(全体のチャートと世界の環境を見ると)

日経平均はバブルを起こすのか

コロナ禍で実体経済は冷え切っているのにも関わらず2020年より株価は急激に上昇し、現在2021年1月の時点で3万を目指す展開になっています。これはマネーストックなどを見ると不思議な事ではなく不景気だからこそさらなる金融緩和拡大によりマネーストックが増け円の価値を下げているのですから自然と株などにお金が流れます。

これまでの株価のサイクルから言うと、不景気時に天井をつけることはなく、好景気に推移してる際に金融引き締めを行った際に株価がずどんと下げている傾向があります。

ここからは自己責任で判断してほしいですが私の相場観だと不景気のうちは金融緩和を続けるでしょう。コロナの中では株価は下がらないかもしれません。コロナが拡大すれば株価は下がっても押し目買いとなり再度上昇の流れが来るとみています。コロナが終わっても金融緩和が継続すれば業績相場に転じる可能性もあり金融相場+業績相場の力でさらなる上昇がでそうです。よってバブルに向かう可能性はとても高く押し目買いで勝てる相場だと思っています。

株価が上がるときは全面高ではありません。必ず株が出遅れるものがあります。そちらを物色でも勝てる相場だと思っています。日経株高により市場資金は膨張しますので利食い資金がさらに出遅れに回り全体底上げしてくる相場を見ています。金融緩和終了や引き締めなどのニュースには注意です。オリンピック中止を織り込む相場がどこで来ると思いますがこれは短期的なものだと思っています。希望であればできるだけ安く買いたいです。

バブルの原因になったプラザ合意

兼業投資家のノウハウ
日経平均はバブルを起こすのか

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