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米国債が下がり→長期金利上昇
長期金利が上がっていますね。
海外の投資銀行やヘッジファンドの債券ディーラーがんがんがん国債を空売りしているのだと思います。これにより逆に長期金利が上昇しています。バイデン政権がドル高政策というのもありますし、また景気が急回復によるインフレ懸念が出てるのもその要因かと思いますが、FRBのパウエルさんが量的緩和しているのにちょっと急激に長期金利が上がりすぎ感がありますね。利上げを嫌がるグロース株が少し心配になります。
999ドルのiPhoneで計算すると
2ヶ月ほど前
ドル円レート104円
現在
ドル円レート110円
※ 補足値上げの要素は為替差益だけではないです
※ ただ海外の商品は値上げ傾向にはなります。
海外製品好きは貯蓄が減っているのと同じ
円安推移と言うことは為替差益で考えると海外製品の今後の仕入れが高くなると言うことになります。↑のiPhoneでしたら6000円2ヶ月ほど仕入れが高くなる計算になります(そんな単純値上げではないと思いますが基本はそうです)。
仕入れが高くなるということは業者は利益がでないので販売価格に転嫁しますので販売価格もあがります。販売価格が上がると言うことは海外製品好きの人にとっては無駄にお金が発生するため貯蓄がその分減るという事にもなります。長期金利上昇で円安になると貯金が実質減るという仕組みもつながります。
お金の価値や実質貯金の価値は常に変動している
日本人は投資を価値が変動するからギャンブルだと思っています。しかし、円貯金の実質的な価値は常に変動しています。為替や物価や金利が変動するのでもちろん変わります。金額が変わってない=価値が変わってないと思ったら大間違いです。日本人は貯蓄大好き民族ですが、貯蓄しすぎると円安とインフレでどうしもないことになることを理解しないといけませんね。円貯金は増えることのない減っていく資産です。
テスラのCEOのイーロンマスクがマイナス金利の状態で通貨貯蓄しか考えないのは愚かなことだといってます。イーロンマスクはビットコインなどへ誘導したいのでしょうがバブルの仮想通貨には資産はうつしませんがいってることはあってます。日本は子供ではなく大人への金融教育をするべきだと思います。円をいくら持ってるだどうだ合戦が経済を悪化させています。しっかりと金融と経済を理解することが大事です^^v