株価が上がる理由は業績ではなく「お金の価値が下がる」から|金融相場→業績相場の見方

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「株価がこんなに上がっているのは、企業の業績が伸びているからだ」と思っている方、ちょっと待ってください。2020〜2021年の株高の正体は、業績ではなく「お金の価値が下がっている」こと でした。これを理解せずに運用すると、本来取れるリターンを取り逃がしてしまいます。

この動画はぜひ見てください。「お金は大切」と言いながら、日本人はちゃんとお金のことを勉強していません。この動画のすべてに賛成というわけではありませんが、非常に大事なことを言っている と感じます。現代は実弾の飛ばない戦争のようなものですから、金融リテラシーが低い国はお金を巻き上げられます。「自分だけ良ければいい」という考え方では、日本円はどんどん価値が下落する方向にいきます。全体的な底上げが必要です。

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「金融相場」と「業績相場」の違いを押さえる

相場には大きなサイクルがあり、教科書的には次の4つに分けて考えます。

  1. 金融相場:景気が悪い局面で中央銀行が大規模な金融緩和を行う → カネ余りで株が買われる相場(業績はまだ追いついていない)
  2. 業績相場:景気回復が本格化 → 企業業績の改善が株価を押し上げる相場
  3. 逆金融相場:景気過熱でインフレが進む → 中央銀行が利上げに転換 → 株は売られる
  4. 逆業績相場:景気が後退 → 企業業績が悪化 → 株もさらに売られる

2020年からの株高は、コロナ後の 大規模な金融緩和+給付金などの財政出動 で生まれた、典型的な 金融相場 でした。実体経済は冷え込んでいるのに株高、というのはマネーストックが急増している以上、不思議でもなんでもなかったわけです。

日本だけが 30年も経済成長していない 国です。金融リテラシーがもっと高ければ、日本はもっと豊かになっているはずです。「円を持っておくのが正義」「運用はギャンブル」と思い込んでいる人が多くて、本当に危機感を感じます。年金・生命保険・火災保険も、その裏では株式・債券・REIT などのリスク資産で運用されています。自分でも運用できる時代なのですから、運用を覚える時代です。

😳

パソコンやスマホがこれからの時代必須なように、金融教育もこれからの時代に必須のジャンル です。本来なら義務教育化するべきだと思います(実際、2022年4月から高校で「金融教育」が家庭科に導入されました)。一人ひとりの金融リテラシーが上がって、自分で円の購買力を守れるようになるのが理想ですが、大人世代の金融リテラシーが低いままだと、国全体で円の価値を守るのは難しいのが現実です。「貯蓄こそ正義」という思い込みは、もはや危険な洗脳に近い

😆

これからは「金融相場 → 業績相場」へシフトしていく

ここからは、無理やり作った「不景気の株高(金融相場)」から、業績相場 へとフェーズが切り替わっていきます。しっかり業績が伸びていく銘柄を絞り込んで、企業に投資していきたいところです。

政府がお金をばらまけば、当然 通貨の価値を下げる材料 になります。「タダでもらえるもの」ほど、後で何かしらのかたちで返ってきます。これが インフレ税。これからの時代は、その対策が大事です😅

個人がやるべきインフレ対策の基本

  • 現金100%は卒業する:少なくとも一部はインフレに強い資産(株式・REIT・外貨建て・コモディティ)に振り替える
  • NISAとiDeCoを最大活用:非課税で長期に積み上げる仕組みを必ず使う
  • 輸出企業・グローバル銘柄を組み入れる:円安局面で恩恵を受けやすい
  • 固定金利の住宅ローンがある人は強い:実質的な返済負担が目減りする
  • 給与の伸び>インフレ率になる業界・スキルに身を置く(賃上げの恩恵を取りに行く)

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