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金融教育動画です~。
出資と融資の違いを理解しよう。
これはあなたの人生にまったく関係がないようで実は、結構関係あるお話です。最後まで見てみて下さい。
ある人が会社を立ち上げる時こんな感じの流れかと思います。
会社を始めたい時 お金が200万しかないとします。後 600万は集めたいとします。
手持ち現金200万があります。銀行から100万かります。Aび知人から100万かります。銀行とAの知人からは融資してもらってる形となります。融資は返さないといけないお金です。株と比較される債券はその借金を証券にしてるだけで融資と同じですね。
Bの知人からは300万出資してもらいます。出資というのは株をもってもらうという事です。300万円の株を渡します。出資は返さなくて良いお金です。
とりあえずこれでお金が集まりました。この時にB・S貸借対照表のバランスシートはどうなるか 自己資本の資本金は200万+300万となります。合計500万。他人資本は100万+100万となります。合計200万となります。資産は自己資本+他人資本なので700万となります。自己資本比率は自己資本わる資産なので500割る700で=71パーセントになります 71%は自己資本で29%は他人資本ってことです。
何が言いたいかと言うと皆さんが銀行預金します。そのお金は銀行経由で企業にお金を貸し出しします。その企業に融資したお金が利息を載せて銀行に戻ってきてその利息の一部を預金者に渡しています。結局 円預金をするってことは銀行の融資のお手伝いを間接的に行っているような形です。
でも日本は低金利が続き経済成長率もとても低く企業の借り手需要が低いためまた長い間のデフレで
金融緩和を続けていてお金が余っているので金利が安いのです。金利が安い=お金の需要が低いのです
需要がない所に一生懸命お金をおいても増えません。円預金が当たり前で、株をもつ=出資するという発想がないのです。むしろ株をギャンブルなんて考えをしてる人もいます。
株をもつ意味ですが上場企業の株を持つということはあなたも会社の出資者になります。トヨタの株をもてばあなたもトヨタの出資者になるのです。
株を持つといい事があります。企業が成長すれば価値があがる。企業の配当を貰える権利がある。企業が解散したとき資産の一部をもらえる。企業の優待がもらえる。企業の配当がもらえる。
でも会社が破綻したら自己責任。出資=返す義務はないのです。経営に失敗したら株式は紙くずになります。これが株式の特徴です。だから株式を持つ人は企業の財務の分析をし利益が成長するような企業の株をもちマーケットの動向を意識してるのです。
自分が働ける時間は限られてるので、株を持つことで会社の人が頑張ってくれて、それが結果自分にお金がかえてってくる。他人の力でお金を増やせる。これが株を持つ意味です。
企業はできるだけ株主に還元できるようにしてくれますから業績が良いまともな会社は会社と株主がWIN-WINになる可能性が高いのです。だから賢い人は出資をしたがるのです。金融先進国 特にアメリカは預金割合は10%程度です。国民でみんな株式をもっています。国民が国のために出資してる形です。
日本も10年は株式の黄金期でした。アベノミクスで安い株価から10年株式は上がり続けました。日本人は株式という存在をおろそかにしすぎです。株式を持つというのが生活の一部になっている欧米の金融先進国はここ10年で豊かになって消費して国力がどーんとあがっているのです。
日本はお金持ち国家なのに、お金を市場に出さないので、経済が低迷し国力の差が付き、その差が為替にもでてきてさらに円安になるという悪循環にはいってます。国民が意識かえないとだめですね。出資という発想を持つのが大事です。むしろそういうのが当たり前になってない日本がおかしいのです。
以上 本日の金融教育動画でした